私たちに出来ること。

田中真理子

2011年03月14日 22:21


同じ日本でここ沖縄では何一つ変わらない日常がある。

今まで当たり前だと思っていた水も食料もあるし電気だってある。

その一方で被災地では苦しんでいる人達がいるのに、何もしてあげられない。みんなが何か自分達に出来ることはないのか自問自答の日々が続いたと思います。

既に支援の輪が広がり『義援金』という温かい声があちこちで聞こえるようになりました。

私もFM沖縄で行われている義援金を呼びかけるお手伝いをしてきました。

そして、たくさんのリスナーさんからの気持ちを受け取りました

わざわざ足を運んで下さったリスナーの皆さん本当にありがとうございます。

沖縄にいる私たちが出来ることは、たくさんの情報を見極め支援したい気持ちを自分なりの形で示し行動に起こすことだと感じました

そしてエールを送りたいと思っている私たちの方こそ元気に希望の持てる行動を起こせるように努めないといけないんだなと感じました。

個人的にはラジオという媒体を通し音楽と言葉でたくさんの方の心を癒している。
改めてその凄さを実感しました。
日曜日のラジオから聞こえてくるアンパンマンマーチ。プリキュア。
本来の子供達にとっての日曜日。
曲が終わりパーソナリティさんがツイッターで被災地の方から『久しぶりに子供達の笑顔を見ました』

想像すると。。涙が止まりませんでした。

そして、世界から見た悲惨な状況にも関わらず秩序を保つ日本の人々。

私は初めて気づかされました。
沖縄からすら出たことない視野の狭い私。

世界的な目線から客観的に見るとそのように評価されている。
改めて日本人であることに誇りを感じました。

恥ずかしいんですがこんな思いをしたのは初めてかもしれません。

ただ、今尚も行方不明の方々がいらっしゃいます。一人でも多くの方の命が救われますように。

希望を捨てず、遠い沖縄でたくさんの方が願っています。


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